はじめまして、標本室見ていただいてありがとうございます。 だいぶ長いこと更新ほったらかしてるので、もう情報がちょっと古くなってしまってて、すみません。
ssp.khaoyaiensis、月刊むし492号で記載されたやつですね。 あの論文は僕も読んだときちょっとびっくりしました。 ネパレンシスを別属にする根拠が♀の頭部が逆台形でドルクス瘤が1本だからって書いてあるんですけど、どう見てもネパレンシスに近縁なドンキエルとかマクレイとかの♀がそうなってないことについてはどう考えてるんだと。 ssp.kazuhisaiとssp.ungaiaeを無効にしたのもいまいち納得いかないですね。 まぁungaiaeの方についてはparryiの原記載を参照してないってのは確かにちょっと問題かなと思いますが、kazuhisaiは何が問題なのかわかりません。 問題があったのはritsemaeの記載の方であって、そっちを尊重しつつうまく処理していると思います。
ssp.khaoyaiensisは普通に形が違うんで、亜種でいいんじゃないでしょうか。 |